↑スキル振りシミュレーションや各種情報など満載です。↑


どもーっ相変わらず出張中の舞風君です(・∀・)



今日は姫をカリカリし続ける事2時間で。




なんとか122レベルにあっぷ!



めいぷるひーろーが3%になりました((((((




いちおートリプル用に1残しておきました(・ω・`)






とりあえず報告は以上!






続きは小説!



Soul Reparationの第2回目です
(イヤァ、コンカイハムズカシクテヘンナブンショウニナッテルカモネ)


http://skyact.blog104.fc2.com/blog-entry-116.html
第1回目↑




無断転載は許可しませんので。




続きからどうぞー
すぅっと、視界が鮮明になる。目に入ってきたのは白。ここ・・・・どこ?病院?視界も意識もぼやけたまま。
「私生きてたの・・・・?」
ぼやけていた視界が、意識がだんだんと明瞭になってくる。そして気付く。ここは病院なんかじゃない。私がいるのはただ何処までも遥か彼方まで天の果てまでただただ白一色の世界。他には私以外の色は全く無い。そのせいで無限の虚空に漂っているような浮遊感と、今いる場所がひどくせまいような閉塞感の相反する奇妙な感覚を受ける。
「ここ、どこなの?誰かいないの?」
問いかけてみてもただ声が響くだけで何も起こらない。私は立ち上がって歩き出す。何処まで歩いても白。自分がまっすぐ歩いているのか滅茶苦茶に歩いているのか、かなり歩いたのか、全然歩いていないのか、全く分からない。あるのはただ白。ふと、頬を何かが流れる感触に気付く。それは液体。透明な液体。それは私の眼から流れていた。私は泣いていた。
「お父さん・・・・どこ?」
返事は無い。
「お母さん・・・」
しかし世界は答えない。
そっか、私死んじゃったんだ。私はその場にへたり込んだ。涙が、感情が、堰を切って流れ出す。もう声にもならない嗚咽を漏らしながら私は泣いた。
 どれだけ時間が経ったのだろう。私は眠りに付いていた。そして夢を見ていた。懐かしい、まだ幸せに溢れていた頃。私はお父さんとお母さんと一緒に海に来ていた。確か六歳ぐらいのとき。私は初めて来た海に興奮してて、一日中遊んで遊んで。お父さんとお母さんと一緒に手をつないで。遊び疲れて眠っちゃって。もう戻ることの無い日々。私は眼を覚ます。と、頭に電流が流れたような瞬間的な激痛が走った。
「う・・・・・。」
あたしは頭を抑えながら起き上がる。同時に頭の中に声が流れ込んできた。男性のような強さと女性のような柔らかさを持った声が。
「お前は幸せになりたいか」
「何・・・?」
「お前は幸せになりたいか」
「なりたい。」
「では、魂の償いを行え。数多の魂を己に背負ったとき願いは叶う。」
声はそこで消える。と、上空から何かが降ってくる。高速で回転運動をしているそれは、私の目の前に落下した。いや、地面につく寸前にふわりとスピードを落としそれは舞い降りた。それは鎌。私の背丈ほどある大鎌。何かにひきつけられるように私は大鎌を手に取る。
「うわぁ・・・。」
思わず声が出るくらい鎌は軽かった。まるで羽が生えてるみたいに。
「鎌か。」
突然背後から声がして私は振り返る。そこには影があった。陰は徐々に人の形に変わっていき、私と同じくらいの年の男の人になった。闇のように黒い髪と、赤く染まった瞳がとても印象的だった。
「誰・・・?」
「ケイだ。お前は」
「私は・・・・。」・
「亜紀・・・!?」
どうしたのだろう。亜紀子、と言えない。誰かに口を塞がれている様な、切り取られたような。そんな感じ。私は自分の名前を言い切ることができない。
「名前が欠けているんだな。なら今からお前はアキだ。」
「うん。」
どうしてだろう、アキ、と言う名前が元から私の名前であるように響いてくる。
「行くぞ。」
ケイがそう言うと、白だった世界に亀裂が入って、黒の世界が現われた。
私はケイに手を引かれ、黒の世界へと向かう。それから、たくさんケイに教えられた。
私は既に死んでいた事。魂の存在だという事。生前罪を犯した魂は死んでから償いをしなければならない事。償いとは、転生のたび、輝きを失っていく魂を狩り、背負う事。全ての罪を償った者は一つだけ願いを叶えられ転生することができるという事。
全て聞き終わってから、いろいろなことが頭を巡る。
罪って何?私が一体何をしたの?ただ生きていたかっただけなのに。どうして?どうして誰も教えてくれないの?

私はケイに連れられ何処かの町に降りてきた。歩いていく人々が、日常を見せていた。ただ、彼等からケイやアキの姿は見えない。見えるのは特定の人。私が魂を狩る人。私はケイに魂を狩るとはどういうことか、教えてくれるらしい。でも、私は不安だった。タマシイヲカルッテナニ?セオウッテナニ?ぐるぐると不安ばかりが渦巻いていく。
 しばし、ケイに連れられるまま歩いていたけど、突然ケイが立ち止まった。
「ここだ。」
ドクン、と私の中のないはずの心臓が高まる。ついに来てしまった。そして、ケイが示す民家へと私は入っていく。中にいたのは一人の幼稚園か小学生くらい少女。その子は私を見て、にこっと笑い、
「こんにちはっ!」
と、言ってくる。ズキン。私のない心臓が痛む。それでも私は震える手で鎌を握る。そして、大きく、大きく振りかざす。その瞬間少女から笑みが消え、恐怖に変わる。
「ごめんね。」
私は無我夢中で鎌を振り下ろした。感触は無い。ただ鎌が床に刺さった感触だけが伝わる。外した・・・・?。おそるおそる私は顔を上げる。そこに少女の姿は無く、宙に浮いている丸い何かが一つあるだけ。それは魂。少女の魂。その光はどことなく弱弱しい。そして、手を、震える手を、少女の魂へと伸ばす。魂は吸い寄せられるように手の中へと消える。
「!?」
その瞬間、少女の記憶、人格、思い、気持ち、感情、大切なもの、全てが私の中に流れ込んでくる。包み隠さず、余すところなく。それら渦巻く魂の全てがアキを支配した。揺らぐ。体が、心が、揺れる。倒れてしまいそうになる。そして理解する。これが魂を狩る事。背負う事。その人の生きてきた証、その全てを、受け止め、背負う。アキはもう声にもならない嗚咽を漏らしながら泣く。顔を伏せ、零れ落ちる涙が頬を伝う。
「ごめんね、ごめんね。今度のお休みにお父さんとお母さんと遊園地行くはずだったんだね?楽しみにしてたのに・・・・ごめんね。」
初めて両親と行くはずだった遊園地。楽しみにしていた乗り物。両親との楽しい、楽しい、最高の時間。訪れるはずだった幸せ。それを私は奪った。奪ってしまった。もう、この子の両親は娘がいたことなど覚えていない。普通の家庭の、ほんの僅かな幸せ、でも、かけがえの無いモノ。もう存在しないモノ。私が奪った。あの子を。溢れる涙、木霊する泣き声、それだけがこの空間を包んでいた。

ケイは魂を初めて狩った時恐怖した。自分が全てを奪ったのだから。それでもケイは数多の魂を狩り己の魂に背負ってきた。生まれ変わるために。覚悟もした。でもどうだろう?目の前で泣き悲しむ一人の少女。一つの魂の全てを奪った事で泣き、悲しみ、苦しんでいる。その様子を見ていたら、急に胸が締め付けられる様に苦しくなった。この子はこんなに優しいのに。こんなにも苦しんでいるのに。何がこの子の罪なのか。なぜ苦しまなければならないのか。突如沸き起こる感情にケイは戸惑った。それでも、どうしようもなくアキの背中が小さく見えたことだけはっきりと分かった。少しでもこの子の辛さを減らしてあげたい。気休めでも構わない。俺にできることならどんな些細なことでもしよう。俺がアキを支えてやる。

魂がふわりふわりと宙を舞う。風に誘われどこまでもたゆとう。光が見えた。闇を知った。それでもただ流れに身を任せ、世界に抱かれる。世界は冷酷にただ、時を刻み続ける。


2008.04.17 
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